いきなりこのような記事を書く。
私は今まで仕事柄、インターネットの仕組み、ドメイン名や回線などに通じていてその知識などは、ここにメモとして残しておくことにした。
一つの電子メールの送受信ができなくなる現象が発生した。
私は独自ドメインを使用し、電子メール送受信専用として使用してたが
ある日からそれができないようになっていた。
いくつかの可能性を探ってみた
- ドメイン名の有効期限 2025-01-30 問題はないようだ
- ネームサーバー 変更された形跡はない
- ホスティング会社側の障害 この期間にはない
ブラックリストの検索方法
まさかな、とは思ったけど、ドメイン名のブラックリスト検索をしてみたところ
こういうサイト結構ありますが
■ https://mxtoolbox.com/blacklists.aspx
ブラックリストに入っている「 LISTED」の表記が2か所。
その横がブラックリストの参照先「s5h.net」「SORBS SPAM」
ブラックリストに入っているは英語で「blacklisted」と言います。
つまり「blacklisted domain name」ということになる。
ドメイン名がブラックリストに入っているので、電子メールの送受信ができなくなっていた、と決定づける。
解決方法はあるとされる。上記の参照先で、解除してもらう申請をすれば、認められれば解除されることがあるが・・・
何故ブラックリストに入っていたのか
そもそも心あたりはない。未承諾メールといって、むやみにメールを送れば、日本の法律では罰せられる。
「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」といって、ザル法のひとつとなっているが、法令順守である。
はっきり言えば、どこの誰かはわからないが、悪意を持っていた人が行った可能性が高い。
ところが、わたしは海外の様々なサービスで、そのメールアカウントを使用していたので、その相手は日本国内とは限らないと思います。
いずれにせよ、このドメイン名はあきらめることになる。
しかしこのドメイン名は、万が一に備えて、メール送受信だけで利用していたので、ウェブサイトの公開をしていたらと思うとゾッとします。
教訓
教訓として言いたいのは、独自ドメインの使い方です。
メールアカウントに使用するドメイン名と、ウェブサイトで使用するドメイン名は、分けて運用するほうがよろしいのではと思います。
そうすることで、影響は最小に抑えられるからです。
そもそもホスティングサービスは、本来全く異なるサービスです。
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